どもが大好きで色んな場面で活躍する「お歌」や「手遊び」。保育士や幼稚園教諭の皆さんはたくさん知っておききたいですよね!今回はその中からシンガーソングライターの近藤夏子さんが「はたらくくるま」を実演してくれます。ぜひ動画でチェックしてみてください。
実演のポイント
「はたらくくるま」は、郵便車・清掃車・救急車・はしご消防車など、実際に働く車を次々紹介しながら歌うリズミカルな歌です。
実演では、各車両の名前を唱えながら、その車のジェスチャーを取り入れることで、動作と歌詞の理解が深まります。
「のりものあつまれ!」と呼びかけ、「はしる!はしる!はたらくくるま!」では手を前に突き出しながら走る動きをつけることで盛り上がります。
保育者は歌のテンポと子どもの反応に合わせてリズムを調整しつつ、音楽・動き・言葉を連動させることで模倣力・興味・観察力を自然に引きだせます。
実演:近藤夏子
とにかく楽しく歌いましょう!!キャッチーなメロディーを意識しながら、どんな車なのかを思い浮かべて歌うととても良いです。車の名前が出てくる部分は特に強調してハッキリ歌うとより伝わります。子どもと一緒に歌う時は掛け声部分がわかりやすいように合図してあげることをオススメします♪最初から最後までハキハキと!リズムに乗って!表情豊かに歌いましょう!!
対象年齢
3歳児/4歳児/5歳児
さまざまな働く車の名称や用途を歌詞で紹介する構成は、具体的な記憶や意味理解ができる3歳児以上が適しています。年齢が高まるほど、職業や社会とのつながりにも関心が広がります。
年齢別の「ねらい」
⚫︎3歳児:
車のいう音や形の真似を通して、音・言葉・動きの一致を体験する。
⚫︎4歳児:
各車の働きや特徴をイメージしながら、理解と表現力を深める。
⚫︎5歳児:
好きな車を選び、動きやストーリーを加えて即興で表現する創造力を育む。
年齢別の「導入の仕方」
⚫︎3歳児:
「郵便車って手紙を届ける車だよ。一緒に動作で真似してみよう」と呼びかけ。
⚫︎4歳児:
「救急車や清掃車、どんな音がするかな?」と問いかけながら導入。
⚫︎5歳児:
「みんなで“はたらくくるま”チームを作って、演じてみよう!」と発展につなげます。
「はたらくくるま」について
聞いているうちに気づいたら歌ってしまうキャッチーなメロディーにのせて、はたらくくるまがどんどん紹介されていく、子どもはもちろん大人もハマってしまう曲です。
普段当たり前のように見てきた車も曲に合わせて紹介されていくので、楽しみながら覚えられます♪掛け声パートがあるので小さいお子さんもすぐに楽しむことができます!
歌詞には郵便車・救急車・清掃車・パネルバン・ダンプカーなど、10種以上の車両が紹介され、それぞれの働きや用途を自然に覚えられる構成になっています。「はしる!はしる!はたらくくるま!」と元気に歌うサビは、音楽性とリズム感を引き出しつつ働く車への関心も高めます。
保育現場では、振り付けとセットで紹介したり、遠足時に乗り物クイズと結びつけたりすることで、模倣・言葉・社会性の学びを包含した楽しい活動導入として活用できます。
おすすめの季節や月
通年使用可
特に春〜初夏の交通安全月間、運動会や遠足前の導入などに相性が良く、乗り物や交通への関心が高まります。
歌詞
上記「なっちゃんねる」の動画、もしくは外部サイトにてご確認ください。
作詞・作曲
作詞:伊藤アキラ
作曲:越部信義